アニメ視聴レビュー 結城友奈は勇者である 1期2期(ネタばれあり)
みなさんこんにちは。今回も前回前々回に引き続きアニメ視聴感想になります。
最近暇な時間が多いので、いろんな作品に手を出しています。
今回視聴したのは、結城友奈は勇者であるという作品です。前から気になっていて、とうとう手を出しました。鬱アニメと聞いていて、恐る恐る見てみたのですが正直見ていてほんとに辛かったです。
個人的に鬱アニメといえば、同じ系統のアニメの魔法少女育成計画というアニメが頂点だったんですが、はるかに超えてきました。
・あらすじ
時は神世紀300年の四国。結城友奈は讃州中学校に通う中学2年生。自らが所属する部活の「勇者部」で、大親友の東郷美森、勇者部部長の犬吠埼風、風の妹の犬吠埼樹の4人で人々の役に立つため、さまざまな活動に励む毎日を送っていた。しかしそんな平穏な日常は、端末から突如発せられたアラームとともに終わりを迎える。神樹が作る結界「樹海」に飛ばされた友奈たちは、風から自分がこの世界を統べる組織・大赦から派遣された使者であること、勇者部は大赦の指示によって集められた勇者の適性を持った集団であること、四国各地で同じように集められた勇者候補の中から、自分たちが神樹によって勇者に選ばれたこと、バーテックスと呼ばれる敵は神樹を目標にしており、バーテックスが神樹に達した時、世界が滅亡することを聞く。最初は戸惑う友奈たちだが、神樹を、そして人類を守るために、神樹の勇者として戦う決意を固め、バーテックスに立ち向かう。
※Wikipediaより参照
話としてはこんな感じです。毎日を部活動に励む主人公たちが、世界を救う勇者に選ばれ、バーテックスと呼ばれる敵と戦っていく物語になっています。
・主人公たちの勇者システム
個人的にこのアニメの中で一番の鬱要素が、主人公たちの使用する勇者システムにあります。スマホのアプリを使用し変身するのですが、この勇者システムがまぁひどい。
勇者には一人につき1体、または複数体の精霊が与えられ、致命傷を食らいそうになると精霊がバリアを張って勇者が死なないように守ります。ここだけ聞くと「あれ?いいシステムじゃないか?」と思うかもしれません。実際自分もそう思ってました。
しかし、たとえ敵と戦うことが嫌になりメンタルブレイクして自殺を図っても精霊に守られ死ぬことができず、敵が来たら戦うことを強いられます。
・満開
勇者の強化フォームです。ブリーチの卍解のようなものと思ってもらえれば大丈夫です。
勇者の衣装に花びらの形を催したゲージがあり、ゲージが満タンになると満開することができます。
例えば主人公の満開にはこんな感じに、体の後ろから大きなこぶしのような武装が出現します。戦闘力は大きく上がりますがとんでもないデメリットがありまして、自分に体の一部を供物としてささげることで神樹様から力を受け取ることができます。例えば視力だったり、右手や声帯と体の一部の機能がランダムで失われます。
アニメ視聴中は見ていてあまりにも辛かった。。。
・1期2期の構成
結城友奈は勇者であるは1期2期とありますが、少し特殊な進み方をしていて、2期の1話から6話が鷲尾須美の章という、主人公たちの話の2年前の話になっています。もともと映画館で上映されていたものが、アニメとして放送されました。
個人的にこの鷲尾須美の章が見ていて一番つらかったですね。まだ小学6年生の3人の少女が神樹様に勇者として選ばれ、バーテックスと戦っていく物語です。
内容はかなり省きますが、左の赤い服の女の子三ノ輪銀が傷を負った二人を守り一人3体のバーテックス戦い、なんとか勝つことができたのですが死んでしました。
これ以上勇者を失うわけにはいかないと考えた大赦が勇者システムを改良し、満開システムを追加しました。
終盤満開を使用して戦った鷲尾須美と乃木園子ですが、満開が解けたあとに鷲尾須美は脚が動かなくなったことに気づきます。2回目の満開で記憶を失ってしまい、自分が勇者であることすら忘れてしまいました。
そこに助けに来た乃木園子ですが、親友であったはずの鷲尾須美からかけられた最初の言葉が「誰ですか?」と、親友すらも忘れてしまっている様子でした。
そして、記憶を失った鷲尾須美に「いってくるね」と言い残し約20体ほどのバーテックスを相手に20回の満開をしてなんとか勝つことができました。
一期に出てくるのですが、このように話したりはできるものの、もはやベットから動くことすらできなくなっていしまっています。
個人的に一番好きなキャラで2期の7話から復活し、また友達の笑いあうそのっちを見て思わず泣いてしまいました。
・まとめ
今回紹介した結城友奈は勇者であるシリーズ。かなり話の展開は重いもののストーリーはほんとにおもしろく、自分の中ではアニメトップ3に入るほどおもしろいものでした。
もしこの記事を見て、見てみようかなと思ったかたは2期1話から6話を見てから1期を見ると話しを理解しやすいかもしれません。
また、勇者であるシリーズはこの二つのほかに、乃木若葉は勇者であると楠芽吹は勇者であるの二つがあります。
乃木若葉は勇者であるは神世紀に入る前、西暦の時代の史上初の勇者たちの物語で、そもそもどうして結城友奈は勇者であるのような世界になってしまったのかを知ることができます。ゆゆゆファンの方にはすごくおすすめできる作品になっています。
ぜひとも両作品ともご覧ください。ちなみに筆者の私は、乃木若葉は読破済みで、現在楠芽吹を読んでいる途中です。
今回もながながとありがとうございました。